100万円のホームページ制作費は高いのか?小さな会社には無駄だよね!?マーケティング視点から考える
中小零細企業のマーケティングについて⑦ メッセージ
前回、集客に使うツール・広告についてご説明しました。
今回は、そういったツールをつくるのに必要な
「メッセージ」についての解説です。
例えば、ホームページやチラシをつくる際に
どういった内容を入れるのか
もっと言えば、自分の商品やサービスの強みはなんなのかを
ちゃんと分かりやすく伝えなければいけません。
そういったことをアピールするための言葉が必要になります。
これを私はメッセージと言っています。
言い換えるとキャッチフーズ、キャッチコピー、ヘッドライン
などとも言います。
USP(ユニーク・セリング・プロポジション)というものがあります。
U・・・・・・ユニーク→独自の特徴
S・・・・・・セリング→売り、強み
P・・・・・・プロポジション→提案=メリット
つまり、「他社にはない魅力的な特徴と強み。それらから得られるメリット」ということになります。
これを基本にして考えるといいと思います。
気をつけることは
「誰のため?」
「どんな時、どんな状況で便利なのか?」
「どんな方法で、何が得られるのか?」
「どんな違いを持っているのか?」
これらを、端的でシンプルな数行の文章で表現します。
例えば
「六角穴加工専門プレスメーカー小ロットからスピード対応」
「私たちは名古屋市中区で唯一の夜間診療専門小児科医院です」
「熱々のピザを30分以内にお届けします。1分でも遅れたらお代は頂きません」(ドミノピザ)
「雨漏り緊急対応!名古屋市内24時間いつでも駆けつけます」
こんな感じです。
まずは商品サービスについてしっかりと検証して
独自の特徴、売り、強み、お客さんのメリットなどを考えてみましょう。