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小さな会社がお金をかけずにホームページで集客して業績2倍にする方法

2018年4月13日 公開 / 2020年11月29日更新

テーマ:ホームページ制作

コラムカテゴリ:ビジネス

ねっと集客2

ネット集客

ネット集客と聞いてもなかなかピンとこないかもしれませんが、
平たく言ってしまうと、ホームページやSNSなど、インターネットを使って、
ホームページにアクセスを集め、集客することです。

中小零細企業、自営業の大半は、ネット集客で大きく売上を伸ばすことができることに
気づいていないのではないでしょうか。
ホームページだけを作成してそのままにしている会社も多く見られます。
実は、ホームページをちゃんと作り、活用することで、売り込むことをしなくても
お客様のほうから訪問してもらえるようになります。
それには、SEO対策なども必要ですが、一番重要なのはホームページがちゃんと差別化されているか。
ブランディングされているかです。
今回はそういったホームページをどう作りどう活用すると集客につながるのかというお話しです。

IT社会と言われて久しい昨今ですが、今後もさらに加速していきます。
インターネットを利用しない手はないですよね。
ホームページを持っていない会社はもちろん、ホームページを制作したとしても
放置しているだけでは宝の持ち腐れです。
ホームページをどんどん活用して売上アップにつなげましょう。

営業が苦手でもホームページを営業マンに!

経営者の中には、営業が苦手だという方も大勢いると思います。実は私もそうです。
前回の記事でも書いたように、私はテレアポ代行にとってもらったアポを10件回り
全部仕事にならなかったところで挫折しました。

さらに営業をして売り込んでも、相見積もりになって
他に決まってしまうなんてことはざらに起こります。

小さな会社の強みとして、高い技術力や希少な商品やサービス、
フットワークの軽さ、個別の問題解決能力などがあると思います。

例えば、お客さんから「こんなことはできますか」「こういうものを作れますか」と
問い合わせがあった場合、よっぽどのことがなければ断ったりしませんね。
そして、あらかじめ「こういうことができますよ」と情報発信できていれば、
お客さんは、「ここに頼もう」となります。

つまり、何ができるのかを情報発信さえできていれば、
お客さんがそれを見つけた時、受注につながるわけです。
お客さんから見つけてもらった場合、こちらから売り込まずに商売ができます。
その情報発信に、まずはホームページを活用するのです。

ネットは問題解決ツールである

インターネットで検索するときの目的は様々ありますが、
言い換えるとすれば「問題を解決するため」ということに集約されます。
一人に1台スマホの時代で、ネットにつながる環境が身近にあることを考えると、
問題を解決したいと思ってネット検索する人が世界中に膨大な数いるわけです。

小さな会社は、その問題を解決するための情報を発信する必要があると自覚しなければいけません。
その問題解決能力を明確に提示してあれば、誰かが見つけてくれるのです。
つまり、自社の「売り」「特長」「役割」「できること」を発信すればするほど、
お客さんも見つけやすくなります。
これがつまりブランディングです。

さらに言うと「自社のできること」「他社にはできないこと」を吟味して、
究極的には一つに絞り込みます。これが自社のブランドとなります。

このブランド、つまり「売り」「特長」「役割」「自社にしかできないこと」を
ホームページで明確に情報発信すことで、問題を解決したいお客さんに見つけてもらいやすくなり、
お客様の方から訪ねてくるようになるわけです。

小さな会社ができるネット集客

例えば、小さな会社の場合を考えてみます。
小さな会社とはいえ、ホームページ作っていいない会社は少数派かもしれません。
ただ、ホームページをちゃんと活用して情報発信をしている会社は
そんなに多くないのが現状です。

大企業の場合、当然、大金をかけ膨大なページ数で立派なホームページを制作します。
そしてSEO対策にもお金をつぎ込んでいきます。
そこに正面から戦いを挑んでも到底勝ち目はありません。
そこで、ニッチな分野を狙って差別化を図ります。

日本の企業の99%以上が中小企業と言われています。
その数約400万社です。ものすごい数ですね。
例えば自社の商品・サービスが400万社ある会社の中で、
自社1社だけだったとしたらいかがでしょうか。
検索するユーザーが問題を解決したいと思い検索したら、出てきた会社が1社だけ。
もうそこに頼むしかないので、100%受注できるはずです。
極端に言えば、こういったことを狙っていくのが小さな会社のネット集客になります。

ネット集客
とにかく、自社にできることをちゃんと情報発信することがポイントであり、
それがニッチであればあるほど差別化・ブランドとなり受注につながるということです。
ただ、そこに需要があるかどうかは検証してみないとわからない要素もあるので、
何度も言うように重要なのは情報発信をすることです。

見えない市場が見えて来る!

もう少し具体的な例を挙げると、
例えば、ネジを作る製造業の会社のお話です。
他にはできない複雑な形でしかも抵抗コストでネジを作ることができるので、
それを売り込もうと営業マンが歩き回って営業をしします。
しかし、なかなかそれを必要としている企業が見つかりません。
必要としている企業自体が実際にあるのかもわかりません。

そこでホームページに、こんな複雑な形でミクロン単位で
精密なネジが低コストでつくれますよ、と情報発信をしたところ、
それを必要としている部品メーカーから問い合わせが入り、
大口受注につながりました。

つまり、営業しても売れなかったものが、お客さんの方から見つけてくれたわけです。
見えなかった市場が、インターネットの力で見えてきたのです。

見えない「売り」を見つける

自社の「売り」「特長」「役割」「自社にしかできないこと」を
ホームページを使って情報発信するということを書いてきました。
自社の「売り」を認識することは重要です。
しかし、あなたの会社の「売り」を聞かれて即答できる経営者は少ないようです。
塗装屋さんに聞くと「普通に丁寧に塗装をするだけです」とか、
板金屋さんは「板金をちゃんとやるだけです」となるわけです。

つまり「売り」はあるはずなのに、自分では当たり前になっていて、
特別なこととは認識していないということです。
ですので、この見えなくなってしまっている「売り」を見つける作業が必要です。
どうしたらいいのか。

それは、お客様に聞くのが一番手っ取り早いです。
お客様に自社の仕事を通じで何がいいと思ったのか、
他とは違う部分はどこなのかなどを聞いてみましょう。
アンケート用紙を渡して書いてもらうのも一つの手だと思います。
普通だと思っていたことが実は自社の「売り」だったということが必ず一つや二つあるはずです。
そうやって見つけた「売り」をホームページで情報発信していきましょう。

小さな会社は低コストで情報発信

小さな会社はホームページになかなかお金をかけられないと思います。
ホームページを作ると結構なお金がかかるんじゃないかという先入観もあるかもしれません。
ですが、「格安ホームページ」などで検索すると、今かなり安く作ってくれる会社が
多くあることに気づきます。
50,000円ぐらいでできてしまうようなところも見受けられます。
私も1ページ1万円から作れる
ホームページデザインのサービスを行っています。↓
https://tmp-design.jimdo.com/kakuyasuhp/

ただ、ここまで書いてきたようにホームページは作るだけでは意味がありません。
情報発信が重要です。

小さな会社に私が提案するのは、
しっかり「売り」を表現したホームページをできるだけ安く作り、
ブログやYouTube動画などで日々情報をアップしていくことです。
ブログやYouTubeは無料でできます。

まとめ

ネット集客を簡単にまとめると、まず自社のブランディング、
つまり「売り」「特長」「役割」「自社にしかできないこと」を
表現したホームページを作り情報発信する。
そうすることでお客様の方から訪れてくれるようになるわけです。


ネット集客に関するご質問などありましたら
お気軽にお問い合わせください。
ホームページ→ https://tmp-design.jimdo.com

この記事を書いたプロ

松尾益秀

“まちのデザインやさん” として中小企業をサポート

松尾益秀(T.M.P.)

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