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鈴木敏広

長く愛される住まい作りにこだわる一級建築士

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鈴木敏広プロのコラム一覧

もうかなり前から日本の木造住宅の寿命は27年とか30年未満とか言われています。国土交通省の平成18年の「住生活基本法」に書かれた資料にも同じように書かれています。この資料には日本と比較するために、イギリスとアメリカの年数が書いてあります。イギリスが75年、アメリカが45年とな...

10年ほど前から、市の耐震無料診断をしています。市民から依頼を受け、市役所を経由して依頼者の家の耐震診断をする仕事です。無料ですから依頼者には費用の負担はありません。具体的には依頼者の家を見せてもらい、図面を描き、耐震ソフトで計算、計算結果に基づいて報告書を作成して提出し、...

日本には程度の差はありますが、四季があります。今までの日本の家が夏にいかに快適に暮らすかを考えた「夏向きの家」なら、記事にある家は冬に快適に暮らす事を考えた「冬向きの家」だと思います。ここまで書いたように、今までの日本の家はと違います。風通しは良くありませんから、今までよりも...

今年、コラムで「聴竹居」について2回書きました(重文の記事も入れると3回です)。聴竹居に興味を持ったのは、コラムに書いたように天皇陛下が見学された記事を見たことがきっかけですが、本を読んで、90年前に考えられた快適に暮らす数々の工夫を見たくなったからです。聴竹居で一番驚くのは...

②に書いたI邸が外部にどれぐらいの厚みの断熱材を張ったのか分りませんが、構造材の上に断熱材を張り、その上に外壁材を張るわけですから、厚くなるほど外壁材の固定は難しくなります。省エネ住宅の講習などで、ドイツの家で外部にとんでもない厚みの断熱材を張っている写真を見たことがありま...

記事の中に、地震対策に比べて室温のことを考えてこなかったという文があります。日本列島は、世界の陸地の400分の1の面積しかないのに、世界の地震の10%が起きる場所です。誰だって冬の寒さよりも命の方が惜しいですから、地震対策が優先されるのは当たり前です。室温を保つために断熱工事にお...

記事の中に、湿度の事は書いてありません。英国やドイツのように、夏の外気は高温小湿、冬の外気は低温多湿なら、夏も冬も湿度のことは日本ほど考えなくてよく、温度を夏は低温に、冬は高温にするだけです。ところが、日本では温度だけでなく、湿度も変えないといけません。ですから、ドイツや英...

家の断熱性能を上げるには、窓を小さくする、断熱材の性能を上げることが必要です(もちろん、窓の断熱性能を上げれば窓を小さくしなくてもいいですが、性能のよい窓ほどお金がかかります)。窓を小さくすると風通しは悪くなりますから、夏は暑ければ冷房を入れて生活する、断熱性能がいいから...

この記事もそうですが、日本の住宅の断熱性能が低いという話になると冬の話しかありません。文春の記事も冬に室内で死亡者が多い、寒いため病気になりがちなどと書いてありますが、春、夏、秋の話はどこにも出ていません。特に夏は⑤に書いたように、日本の太平洋側では高温多湿、梅雨があり台風...

現在、日本の家で全くエアコンが取り付けていない家はどれぐらいあるでしょうか?昔は高価だったエアコンも1台10万円を切った頃から急速に普及しました。省エネにもなり電気代も以前のようにかかりません。最近は夏に「暑いときは我慢しないで冷房を入れてください。家の中でも熱中症になりま...

今回のコラムは私のコラムをずっと読んでいただいている人には同じ話になってしまいますが、日本の気候と家についてです。日本では、夏の高温多湿の気候に対して家を造ってきました。日本の夏(特に太平洋側)は東南アジアと同じ気候で、暑いだけでなくムシムシする、湿度が高いのです。だから...

今回から、記事について私の意見を書いていきます。暖かい家が冬季のヒートショックなどの住宅内事故を防ぐことにつながり、寿命が延びることについては書きません。寒い季節に暖かい家の方がいいのは当たり前だからです。まず記事に出てくる欧米についてです。「欧米と比べて性能が低い」...

コラム①に書いた0.87とは断熱性能を判断するため、平成25年から施行された外皮計算という計算で出す基準です。計算方法は、外気と内気を分ける断熱材のはいっている場所(これを熱的境界と言います)からの熱損失量を、床、外壁、屋根(又は天井)で各々計算し各面積で割り算したものです。そ...

今回のコラムは前回の続きです。前回の記事の後、コメントをしていた方が実際に断熱工事をしたことが書かれています。I氏 自宅マンションを断熱リフォームした。室温が10度を下回る日がなくなり、風邪をひきにくくなった。H氏 2002年築の大手ハウスメーカーの自宅を断熱リフォーム...

週刊文春10月5日号にこんな記事がありました。「暖かい家は寿命を伸ばす」というタイトルでした。記事の内容は、暖かい季節(4月~11月)に対し寒い季節(12月~3月)の月平均死亡者増加率が一番多いのは、寒い北海道ではなく栃木県という記事から始まっています。記事の中身を大きく分け...

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