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加藤武範プロのご紹介
医療と介護の架け橋になる、真のソーシャルアクション(3/3)
医療と介護の垣根をなくすことで、より当事者に寄り添った介護環境を
最近では医療と介護の両方の現場を知るケアマネジャーとして、その架け橋となるような活動にも取り組んでいます。「これからの時代、医療と介護の現場はより連携を深めていく必要があると感じています。両方の業界で働いて私が感じたことを、もっと多くの人に届けたい。これが本来の意味での“ソーシャルアクション”なのかもしれません」。高齢化社会や制度改正によりどんどん状況が変わっていく医療や介護の世界だからこそ、要介護者のためには、お互いが協力することが必要だという考えです。
ケアマネジャーとしての加藤さんのキャリアで大きく転機になったできごとがあります。それは自身の母親が認知症を発症し、その介護もするようになったことです。「それまでにも当然認知症についての知識はありましたが、身内が実際に発症したことで、それがより身近なものに。それ以降ケアマネジャーとして認知症のご相談を受ける際にも、先回りをしたアドバイスや提案ができるようなりました」。そして人はいずれ死と向き合います。「介護の行きつく先は、人生の終末をどう迎えるかということ。私自身、父を膵臓がんで亡くしており、その終末について何が正解だったのか、今でも答えは出ていません。だからこそ、今そういった現実に直面しているご家族の気持ちにも寄り添うことができますし、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)についても、みんなで議論を深めていきたいと考えています」
自身のさまざまな実体験が、より介護の当事者に寄り添う気持ちにもつながっていった加藤さん。そんな想いが込められた言葉や取り組みが、これからの地域医療や介護の新しい道を切り開いてくれそうです。
(取材年月:2019年11月)
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