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荒川典子

人間関係の疲れを和らげて心を楽にさせる心理カウンセラー

荒川典子(あらかわのりこ)

心理かうんせりんぐ こころ

コラム

ストロークは「心の栄養」

自己肯定

2014年1月28日 / 2014年1月29日更新

こんな記事を読みました。記事の一部です。
ネズミを使った実験で、
お水の中にはいると「パニックになる親」と「パニックにならない親」から生まれた子供を
それぞれ交換して、育てました。
「パニックにならない親に育てられたネズミの子」は、3ケ月ころから背中をお母さんにペロペロとたくさんなめられ育ちました。その子は水の中に入れられてもパニックにならず浅瀬までたどり着くことが出来ました。
そして「パニックになる親に育てられたネズミの子」は、背中をお母さんにぺろぺろなめられることなく育ちました。そのネズミは、水の中にいれられるとパニックになって浅瀬までたどり着きませんでした。 
 
この記事を読んで思いました。
環境は大事です。環境とは経済的に恵まれていたり、いろいろな条件が揃っていることではありません。条件が揃っていなくても、愛情をたくさんもらえる環境。
ネズミのように背中をペロペロとなめてスキンシップがある環境です。

「ストローク」という言葉があります。心理用語で承認(認める)という意味があり、ペロペロとなめるという行為もストロークの一つです。もらって嬉しいストロークを受け取る、与えるという環境が人にとっても、とても大事な事です。

例えば
赤ちゃんにミルクを飲ませるとき、お母さんがやさしいまなざしで見たり、やさしい言葉をかけてあげる。まだ赤ちゃんだからわかるはずないよ。と思われるかも知れませんが、お母さんの雰囲気や表情でなんとなくお母さんの愛情は赤ちゃんには伝わります。
抱っこしてあげたり、少し大きくなって、ママーって駆け寄ってきたらハグしてあげる。
笑顔で赤ちゃんを見つめてると、赤ちゃんは素晴らしい微笑みを返してくれます。
おむつを換えるときも、声をかけて交換してあげる。今すぐきれいになるからねーーと。
やさしい声と表情でお話しながら変えてあげる。その時の赤ちゃんはなんだかにこにこしたり、穏やかな安心した表情でお母さんの顔を見つめています。

子どもが成長していくうえで、ストロークは「心の栄養」といわれており欠かせないものです。
子どもだけでなく、大人になってからも必要で、おはよう、や ありがとうという言葉だけでも人は認められた様に感じて嬉しいものです。もし、朝起きて「おはよう」って挨拶をして家族全員に無視されたらどんな気持ちになるでしょうか。

ストロークをたくさん受け取って大人になっていくと心の中にたくさんの「ストローク」という貯金がたまります。貯金がたまると安心感や人を信じる力が育ちやすく、人にも自分にもやさしくすることが出来るようになっていきます。
自分を肯定することができてくるので、困難にぶつかった時に、このネズミの子のようにどうしたら浅瀬までいけるかと自分で考えることが出来るようになります。

自分の中に、たくさんのストロークを貯金していき、使いたいと思ったときには、貯金を使っていく。子供の時にあまりいいストロークをもらわなかったわーと思われた方も、心配はいりません。大人になってからでも、ストロークは貯まります。
あなたが欲しいと思い、それを受け取りたいと思えば確実に貯まっていきます。
その為には、ストロークをもらった時は拒否せず誉めてもらったり、うれしいと感じたことは積極的に受け取っていきましょうー。
使えば減っていきます。その時は自分で自分に優しい言葉をかけてあげたり、自分が心地よいと思えることをしてみたり、あなたがストロークを欲しいと思った人に、欲しいと思ったストロークを要求してみるのもいいですね。

皆様のなかにたくさんの貯金ができますように。ご参考になれば幸いです。

この記事を書いたプロ

荒川典子

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