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コラム

爪にカビが生えた!?グリーンネイルになる原因

2018年8月16日

テーマ:グリーンネイル

みなさんはグリーンネイルをご存知ですか?
マニキュアやジェルネイルの色に関係なく、爪が緑色に変色する症状です。「自分の爪が緑に染まる」とは、想像しただけでドキッとしますよね。

グリーンネイルにならないためには、まずその原因を理解することが大切です。
今回はグリーンネイルの症状や原因についてお伝えいたします。

原因は緑膿菌の色素

グリーンネイルの原因は緑膿菌と呼ばれる細菌です。緑膿菌が爪に繁殖することによって、その色素が爪に沈着しグリーンネイルが起こります。

緑膿菌は常在菌といって、どこにでも存在するありふれた細菌(バクテリア)の一種です。
普通の環境では爪の表面に繁殖することはありません。ある条件のもとで緑膿菌は繁殖するのです。

それでは順を追ってご説明いたします。

ジェルネイルを施すと、オシャレで美しい爪が実現します。サロンで行った場合は、下処理も万全で、技術もしっかりしていますので、この状態が2~4週間は続きます。しかし、どんなに美しくても人工の爪ですので、いつまでも付けっぱなしにしておくことはできません。

湿気と汚れがたまると繁殖する

爪は1日平均0.1mm、10日で1mm伸びるといわれています。
自爪が伸びると、ジェルネイルとの境目がわかるようになります。この境目が目立つようになると、ジェルネイルが浮きやすくなります。この状態を放置することによって、自爪とジェルネイルとの間に隙間ができます。浮いた隙間には水や汚れが入ってきます。

水仕事や手洗い、入浴時など、隙間に水分が入り込む機会は1日に何度も訪れます。自爪と人工爪の中に入り込んだ水分は、拭き取ることができません。したがって、隙間にたまった水分は乾く暇がありません。

その結果、爪の中は常にじめじめした環境となってしまいます。湿気と汚れがたまった場所には、細菌が繁殖しやすいのは言うまでもありませんね。

普段は何もしない緑膿菌が爪に繁殖し、爪を緑に染めてしまうのは、このような理由からです。

ジェルネイルをする方は要注意

最近はジェルネイルを楽しむ女性が増えています。そのため、こういった病気はジェルネイルやスカルプチュアの普及とともに増えてきたといわれています。

また、ネイルアートをする女性の6割がグリーンネイルの予備軍であるともいわれています。

しかし、ジェルネイルやスカルプチュアに害があるわけではありません。正しい技術によるメンテナンスを行えば、グリーンネイルになることはありません。
メンテナンスやケアをおろそかにすることで、グリーンネイルになる可能性が出てきます。

グリーンネイルに感染する場所

グリーンネイルになるのはおもに次の2か所です。

〇爪の甲 
自爪と人工爪の間に緑膿菌が繁殖した場合、爪の甲が緑色になります。

〇爪の下の皮膚 
爪カンジタ症や爪水虫などの病気によって、爪が弱っているところへ、緑膿菌が入り込みます。

軽度の症状は見逃しやすい

グリーンネイルの初期は、まだ緑色ではありません。爪の一部が薄っすら黄色や黄緑色に変色するだけです。この段階で処置を行えば、自宅で治すこともできます。

しかし、あまり目立つような状態ではありませんし、痛みやかゆみなどの自覚症状もないため見落としがちです。気がついたとしても、汚れがついている程度にとらえてしまいます。

このように初期の、軽度のグリーンネイルは、気づかなかったり、気にしなかったりで、放置されることが多いです。

中度のグリーンネイルの症状

グリーンネイルの初期を見逃してしまうと、症状は進みます。細菌が爪の奥まで入り込むため、爪の色が濃くなり、名前の通り緑色になり、その範囲も広がってきます。

見ればわかるのですが、人工爪に覆われていることによって、自爪が見えないため気づかないことも多く、症状がさらに進行することとなります。

重度のグリーンネイル

重度のグリーンネイルとなると、色素がさらに奥まで浸透し、黒っぽい緑、濃い褐色のような色になります。範囲もさらに広がってきます。

ここまで来ると、医療機関での治療が必要となり、また治るまでに何か月もかかってしまいます。

こまめなメンテナンスが必須

以前は爪カンジダ症や爪白癬などの病気に合併して起こることの方が多かったのですが、最近はジェルネイルのお手入れ不足によるグリーンネイルが増えています。

緑膿菌は、じめじめしたスポットに繁殖するため、このようなスポットをつくらないことが大切です。それにはこまめなメンテナンスを行うことが必須です。ジェルネイルの「浮き」を見つけたら、注意信号。ただちにお直しを行いましょう。

自分で接着剤を使ってくっつけたり、無理に剥がしたりするのは爪トラブルにつながりますので、避けてください。グリーンネイルになると、治るまでジェルネイルをお休みしなくてはなりません。

ジェルネイルを楽しむためには、その土台となる爪の健康が欠かせないということを忘れないようにしてくださいね。

この記事を書いたプロ

北原千歳

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