柴﨑洋人プロのご紹介
個人M&Aの案件選びから成約まで伴走支援、最短3カ月での成約も(2/3)
個人M&Aのサービスは人々に希望をもたらす、心から誇れる仕事
柴﨑さんは京都大学経済学部を卒業後、大手証券会社の本店営業部で個人向けのリテールと、法人を対象にしたホールセールスに従事。古参のM&A会社や四大コンサルティングファーム、金融とITを融合したフィンテックのベンチャー企業を経て独立します。
「大型案件に携わり、『誰のための、何のための売買なのだろう』と疑問が湧いてきました。大手企業が中小企業を取得することは、影響度の観点からメリットを感じられないことが多く、スモールM&Aにおいては、同規模の企業や、特定の条件下では個人が取得することが多いです。数多く存在する零細企業の事業承継問題を根本的に解決するには、その買い手となる個人や個人事業主などへのM&A支援サービスが必要だと考えています。企業向けのM&Aサービスはありますが、個人に特化したサービスがなく、立ち上げを決意しました」
社名の「Shylph」とは風の精霊のこと。「M&Aのムーブメントを生み出す」「売り手と買い手のストーリーをつむぐ」「挑戦する人を応援する追い風を作る」といった思いを込めています。
「個人のM&Aをサービスとして確立させている企業は、業界でも例を見ないのではないでしょうか。事業を始めたい個人の役に立ち、売り手の技術や歴史も守れる、心から誇れる仕事です」
起業や副業を志す人にこそM&Aを検討してほしいと話すのは、当初から設備類がそろい、経験者を雇用できるため、ゼロから会社を興すよりも労力が少ないことが理由です。
「あるお客さまは輸入家具のECサイトを購入しました。前経営者は女性で育児のために廃業を決めていましたが、事業を存続できた上に社員として会社に残ることになりました。それぞれがやりたいことに取り組めて、まさにWin-Winですよね」
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