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清野充典

東洋医学と西洋医学の融合を目指す鍼灸師・柔道整復師

清野充典(せいのみつのり) / 鍼灸師

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コラム

◇清野医療システムカレッジ構想 第10報 ◇ 清野鍼灸治療システムコース中級者クラス(全4回)の講義項目を紹介します

2024年5月7日 公開 / 2024年5月8日更新

テーマ:お知らせ

コラムカテゴリ:医療・病院

◇清野医療システムカレッジ構想 第10報 ◇ 清野鍼灸治療システムコース中級者クラス(全4回)の講義項目を紹介します

 清野鍼灸治療システムコース全クラス(初心者・初級者・中級者・上級者)の講義項目を紹介します。このコースは、臨床経験年数に関係なく、すべての受講生に初心者クラスから受講して戴きます。
 清野鍼灸治療システムコース中級者クラスの講義項目を紹介します。中級者クラスは、初級者クラスを終了した人が受講対象者です。中級者クラスの内容は、臨床経験9~14年目の先生にお勧めのカリキュラムです。様々な疾患に対応を求められる頃ですので、今まで学んできたことや経験したことを駆使しても効果を得られない病態に直面する時期と考えます。清野鍼灸治療システムを学んで戴くと、どんな疾患に対しても立ち向かうことが可能ですので、是非受講して戴きたく思います。臨床経験のない人にはイメージをつかみにくい内容ですが、鍼灸師として進むべき道筋がはっきりすると思います。臨床経験が15年以上の先生には、自分が行って来た治療と有効であった病態の分類がはっきりすると思いますので、より再現性の高い治療を行う事が出来るようになります。

●中級者クラス(全4回) 

 清野鍼灸治療システムの理論と技術を駆使して行うための学習をします。中級者クラスでは、臨床の場に役立つ方法を習得して戴きます。病体を8つに分類した考え方やその分類方法に対応した治療法を紹介します。清野医療システム初級者クラスを修了した人が対象です。臨床経験9~14年目の先生にお勧めのカリキュラムです。◇中級者クラスは 大学3年生課程のイメージです◇

第1回
(1)病態を8つに分類した考え方
 1)病態分類の基本的考え方
 2)分類した病態名をABCDEFとした理由
(2)各病態に応じた治療法の考え方
 1)Aの病態
  ①Aの病態の考え方
   ⅰ)経時的視点
   ⅱ)時点的視点
  ②Aの病態における蔵府選択の考え方
  ③Aの病態における鍼術の基本的な考え方
 2)Bの病態
  ①Bの病態の考え方
   ⅰ)経時的視点
   ⅱ)時点的視点
  ②Bの病態における蔵府選択の考え方
  ③Bの病態における鍼術の基本的な考え方
 3)Cの病態
  ①Cの病態の考え方
   ⅰ)経時的視点
   ⅱ)時点的視点
  ②Cの病態における蔵府選択の考え方
  ③Cの病態における鍼術の基本的な考え方
 4)Dの病態
  ①Dの病態の考え方
   ⅰ)経時的視点
   ⅱ)時点的視点
  ②Dの病態における蔵府選択の考え方
  ③Dの病態における灸術の基本的な考え方
 5)Eの病態
  ①Eの病態の考え方
   ⅰ)経時的視点
   ⅱ)時点的視点
  ②Eの病態における蔵府選択の考え方
  ③Eの病態における鍼術の基本的な考え方
 6)Fの病態
  ①Fの病態の考え方
   ⅰ)経時的視点
   ⅱ)時点的視点
  ②Fの病態における蔵府選択の考え方
  ③Fの病態における鍼術の基本的な考え方
(3)鍼灸治療を行っている際に生じる特異な感覚
 1)鍼術
  ①鍼感(新設語)
   ⅰ)鍼妙
   ⅱ)鍼響(得気は鍼響の一部)
 3)灸術
  ①灸感(新設語)
   ⅰ)灸妙(新設語)
   ⅱ)灸温(新設語) 

第2回
(1)各病態に応じた治療法
 1)Aの病態
  ①A前期の病態の術式
  ②A中期の病態の術式
  ③A後期の病態の術式
 2)Bの病態
  ①B前期の病態の術式
  ②B中期の病態の術式
  ③B後期の病態の術式
 3)Cの病態
  ①C前期の病態の術式
  ②C中期の病態の術式
  ③C後期の病態の術式
 4)Dの病態
  ①D前期の病態の術式
  ②D中期の病態の術式
  ③D後期の病態の術式
 5)Eの病態
  ①E前期の病態の術式
  ②E中期の病態の術式
  ③E後期の病態の術式
 6)Fの病態
  ①F前期の病態の術式
  ②F中期の病態の術式
  ③F後期の病態の術式
(2)各病態に応じた鍼灸治療法
 1)五蔵五府に対応した鍼術
  ①病態に応じた鍼術の種類
  ②押手の種類
  ③病態に応じた鍼術の種類
 2)五蔵五府に対応した灸術
  ①病態に応じた灸術の種類
  ②艾の種類と対比する病態
  ③病態に応じた灸術の手技
(3)治療穴の選択
 1)背部の治療点を決定する際の基本理念
  ①督脈
  ②脊際線
  ③一候線
  ④二候線
 2)四肢部の治療点を決定する際の基本理念
 3)腹部の治療点を決定する際の基本理念
 4)胸部の治療点を決定する際の基本理念
 5)頭部の治療点を決定する際の基本理念
   
第3回
(1)『霊枢』經脉篇の重要性
 1)是動病とは何か
 2)所生病とは何か
(2)『霊枢』經脉篇第十の再解釈
 1)手の太陰肺経の流注
  ①原文
  ②訓読
  ③解釈
  ④清野意訳
 2)手の陽明大腸経の流注
  ①原文
  ②訓読
  ③解釈
  ④清野意訳
 3) 足の陽明胃経の流注
  ①原文
  ②訓読
  ③解釈
  ④清野意訳
 4) 足の太陰脾経の流注
  ①原文
  ②訓読
  ③解釈
  ④清野意訳
 5) 手の少陰心経の流注
  ①原文
  ②訓読
  ③解釈
  ④清野意訳
 6) 手の太陽小腸経の流注
  ①原文
  ②訓読
  ③解釈
  ④清野意訳
 7) 足の太陽膀胱経の流注
  ①原文
  ②訓読
  ③解釈
  ④清野意訳
 8) 足の少陰腎経の流注
  ①原文
  ②訓読
  ③解釈
  ④清野意訳
 9) 手の厥陰心包経の流注
  ①原文
  ②訓読
  ③解釈
  ④清野意訳
 10)手の少陽三焦経の流注
  ①原文
  ②訓読
  ③解釈
  ④清野意訳
 11)足の少陽胆経の流注
  ①原文
  ②訓読
  ③解釈
  ④清野意訳
 12)足の厥陰肝経の流注
  ①原文
  ②訓読
  ③解釈
  ④清野意訳
(2)『素門』骨空論第六十の再解釈
 1) 督脈の流注
  ①原文
  ②訓読
  ③解釈
  ④清野意訳
 2) 任脈の流注
  ①原文
  ②訓読
  ③解釈
  ④清野意訳
 
第4回
(1)『霊枢』經脉篇の新見解
 1)蔵府と臓腑の違い
 2)是動病と所生病の違い
 3)大指次指の訓読の違い
 4)小指次指の訓読の違い
 5)「灸」字の解釈の違い
(2)手厥陰心包経と手少陽三焦経の新見解
 1)手の厥陰心包経の見解について
  ①是動病
   ⅰ)心経
   ⅱ)心包経
  ②所生病
   ⅰ)心経
   ⅱ)心包経
 2)手の少陽三焦経の見解について
  ①三焦は氣の終始する所
  ②三焦経と太陽膀胱経との関係について
  ③三焦経と任脈・衝脈との関係について
  ④督脈と腎及び三焦の関係について
(3)人体の捉え方に対する新見解
 1)整体観について
 2)生体観について
   -正経と奇経の考え方-
 3)人体観について
   -経穴と流注とは何か-

◇清野医療システムカレッジ構想 第6報 ◇ 清野鍼灸治療システムコースのシラバスを作成しました 初心者クラス(全1回)開催は2025年度以降に変更します https://mbp-japan.com/tokyo/seino-1987/column/5160069/

◇清野医療システムカレッジ構想 第7報 ◇ 清野鍼灸治療システムコースの臨床者クラス(全4回)指導者クラス(全3回)の講義項目を紹介します https://mbp-japan.com/tokyo/seino-1987/column/5160175/

◇清野医療システムカレッジ構想 第8報 ◇ 清野鍼灸治療システムコース初心者クラス(全1回)の講義項目を紹介します https://mbp-japan.com/tokyo/seino-1987/column/5160692/

◇清野医療システムカレッジ構想 第9報 ◇ 清野鍼灸治療システムコース初級者クラス(全3回)の講義項目を紹介します https://mbp-japan.com/tokyo/seino-1987/column/5160693/

令和6年(2024年)5月7日(火)
 東京・調布 清野鍼灸整骨院
  院長 清野充典 記

清野鍼灸整骨院は1946年(昭和21年)創業78年目
※清野鍼灸整骨院の前身である「清野治療所」は瘀血吸圧治療法を主体とした治療院として1946年(昭和21年)に開業しました。清野鍼灸整骨院は、「瘀血吸圧治療法」を専門に治療できる全国で数少ない医療機関です

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