トイレのリフォーム施工事例

トイレを綺麗にしませんか？

水まわりはどうしても汚れがちで、年月が経つにつれて劣化がしやすい部分です。実際に、リフォームを検討する際にはキッチンやお風呂場、トイレなどの水まわりの優先順位が高いようです。

特にトイレは、「トイレを見ればその家の様子が分かる」と言われるぐらい大切な場所です。家の中でも特に汚れやすい場所ですので、掃除や手入れも簡単で美しくリフォームしたいと思う方が多いようです。
そこで、私が手がけたトイレリフォームの施工事例を紹介させていただきます。

依頼主からのご要望は「掃除がしやすく、なおかつ美しい状態を保てるトイレ」ということでしたので、水まわりに使っても問題がなく、掃除がしやすい建材を選び、トイレのリフォームを行いました。

日常のトイレの掃除も簡単に

私が手がけたトイレリフォームで選んだ建材は、床と壁は御影石、カウンター部分は人工大理石です。床と壁に御影石を選んだのは、水に強いことが挙げられます。

トイレでは手を洗う時、水トラブルが起きた時など床や壁に水が掛かることがあります。その際に大理石などの吸水性の高い建材を使うとシミになってしまう可能性があるので、水に強い御影石を選びました。

同様の理由でカウンターの建材も選んでいますが、御影石は硬いため、ぶつかったりすると大ケガをする可能性があるので、手元に近いカウンターには、御影石に比べると柔らかい人工大理石を選んでいます。
御影石も人工大理石も、水拭きや中性洗剤で汚れが簡単に落ちるので掃除が楽です。また見た目も高級感を出すこともできますので、とても喜んでいただけました。

トイレに使う建材として向いているものとは

トイレに使う建材は、さまざまなことを考慮した上で選ばなくてはいけません。前述のように水に強い素材であることや、トイレは汚れやすいので掃除がしやすいことも大切です。

トイレの便器を掃除する際に、黄ばみなどを取るために酸性洗剤を使う方も多いのではないでしょうか。実はこの酸性洗剤が万が一はねてしまったりすると、建材によっては表面が溶けてしまったりするので、注意が必要です。大理石や大谷石は酸性に弱いので、コートをしていたとしても避けた方が無難です。
大谷石は水には強いですが、酸には弱く、また穴がたくさん空いているので、掃除にも向いているとは言いにくい建材です。
トイレに使う建材は、天然石であれば御影石、人工的な建材であれば人工大理石やタイルなどをおすすめします。