子どもの「こころ」を育てる

能登邦彦

不登校を克服させた人間教育(人格教育)

人物を創り、人材を育てるプロ 能登邦彦 [ プロフィール ]

教育の再生は日本の発展の鍵。そのためには、人間教育(人格教育)を復活させなければなりません。人間を樹木に例えると、根や幹にあたる部分が「人間教育(人格教育)」で、枝・葉・花・果実にあたる部分が「知識教育」といえます。大地に根をしっかり張れば、太い幹に成長し、枝葉は繁母し、花は咲き乱れ、豊潤な果実も枝もたわわに実ります。しかし、枝葉末節が繁茂するとやがて風通しが悪くなり、害虫が蔓延し、やがて枯れることになります。

現在の日本の教育は「知識偏重」です。知識は大切ですが、「単に知っているだけ」や「受験のためだけ」では意味をなしません。知識を知恵に変え、社会生活で生かさなければなりません。知識を生かす土台をつくることこそが、人間教育(人格教育)なのです。

私は四十数年、教育コンサルタント・カウンセラーとして、不登校や引きこもりなどの問題に取り組んできました。友達ができなかったりして学校が楽しい場所ではない不登校の子どもに対しては、学校を知識の収得と社会生活の訓練の場としてとらえ、人間としての生き方を指導をしました。伝えたことは、「国や社会や人のために生きること」「礼を尽くし、社会の秩序を守ること」「人の倫を大事にすること」「家族を大切にすること」「人間関係は互いに敬愛し宗とすること」「常に反省し向上心を持ち、努力し続けること」。これらはすべて人間教育(人格教育)の真髄です。

ある子どもは不登校を克服し、人間としての自分を磨き、今は先生として子どもを教え育んでいます。子どものこころを育てるためには、人間教育(人格教育)が必要なのです。

人物を創り、人材を育てるプロ 能登邦彦 [マイベストプロ岡山]

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