子どもの「学力・知力」を育てる

木村文俊

英会話が上達する効果的な英語学習

英会話のプロ  金原峰雄 [ プロフィール ]

日本英語検定協会による調査によると、子ども向けの英語塾等が指導する際、次のような傾向があると報告されています。

■子供に英語を教える際に強く意識していることは

 76.5%:積極的に会話できるようにする
 72% :苦手意識を持たないようにする
 65.8%:きれいな正しい発音を身につける
 63.1%:文字も読めるようにする
 25.9%:正しい文法を身につける
 17.2%:進学、受験に役立つようにする

■幼児や児童が英語を学ぶ際に大切なことは

 91.9%:英語が楽しいと思わせる
 81.6%:聞きとる耳を養う
 66.0%:積極的に会話できるようにする
 59.3%:正しい発音を身につける
 55.1%:異文化や人種を理解する

今年度から、公立小学校5年生・6年生のために英語活動なる科目が導入され、小学校5年生・6年生は年間35時間、週1時間の英語活動を実施することになりました。上記の結果を踏まえた上で、効果的な英語学習は実現するには下記の事柄が大切です。

■国語能力を上げること

日本語での読む、書く、話す力が圧倒的に重要です。英語保育を3年間受けて小学校6年間にアメリカ人に週1~2時間英語を学んできた子どもたちに「テレビなどを見てくつろぐ場所は?」と聞くと全員が「リビング」と答えましたが、「日本語では?」と聞き返すと「居間」と答えられる子どもはいませんでした。

■人前で正しく話ができること

口下手では、英語は上手くなりません。日本語で流暢に話ができない人に、英語で流暢に話せということ自体に無理があります。人前で正しく話が出来る子どもを育てることが大切です。

■正しい音の真似をすることから入り、発音記号を完全に読めるようになること

ネイティヴの英語を聞いているだけでは発音は良くなりませんし、会話ができるようにもなりません。英語の母音、子音、日本語の音との比較をして初めて英語の正しい発音が出来るようになります。

■正しい文法を身につけさせる

正しい文法無しに英語の理解はできません。正しい言葉を、正しい発音で話すには、かなりの手間と時間がかかります。中でも一番大切な言葉の論理、つまり文法を無視しては不可能です。

助動詞の働き、不定詞、分詞、動名詞、仮定法、態の変換、話法の転換、関係代名詞、関係副詞、現在完了、過去、未来完了など、これらを無視しては英語会話はあり得ないのです。

学校の従来の英語の成績は無視できません。その上で、正しい音声で話す訓練が必要になります。学校の英語と英会話、どちらも大切であることを理解することが重要です。

英会話のプロ  金原峰雄 [マイベストプロ大阪]

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