子どもの「学力・知力」を育てる

村田晃

創造性を育てるには、子どもに主体性を

心理相談・カウンセリングのプロ 村田晃 [ プロフィール ]

創造性を高めること、つまり自分で考える力を身に付けることこそが教育の究極の目的だと考えます。このことは私自身が計3回、15年にわたって3つの米国大学院に留学して感じたことです。

米国がほとんどすべての学問分野で独創的かつ世界の先端の教育を行っていることは、
ノーベル賞受賞者の圧倒的な数を見ても認めざるを得ないと思います。

創造性を育てる米国の教育の特徴は、答えを最初から習うのではなく、
議論や討論を通してより良い答えを見出していく、という探究的なやり方です。

この学習方法を実践するためには、自分の考えが正しいかどうかを気にするよりも、間違っていてもいいからとにかく何か自分の考えを言ってみる、という積極的な態度が重要です。

常に試行錯誤的ともいえる学習方法の背景には、
どのような事象にも「正解が一つとは限らない」という認識があります。

そして、その複数の「正解」の発見のためには、前例に囚われない自由な発想が必要と考えられ、それは個人の頭だけでの思考より、他との討論・議論の中から生まれやすいという考えに基づいているのです。

創造性や自分で考える力を高めるには、
「学習は学習者自身が主体となる」といった思い切った教育の考え方が必要です。

具体的には、教室では学生が授業を主導し、
教師はあくまでも助言者として存在する、ということです。

更にいえば、何を学習するかの計画も学生主体で決定すべきとも思います。
この学習者自身が学習を主導するやり方こそが学習者の学習意欲を最も高めることは、
心理学の理論にもかなっています。

この学習者主体の態度は、小さいころから徐々に育てた方が良いです。
そのためには、家庭で親は子どもに対して、普段からできるだけ指示や答えを与えないでまずやらせてみる、といった態度で接していくのが良いでしょう。

心理相談・カウンセリングのプロ 村田晃 [マイベストプロ富山]

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