子どもの「親」を育てる

井上博文

子どもを育てる大人を作る教育 8つのポイント

大学院・大学編入受験のプロ 井上博文 [ プロフィール ]

今の教育の最大の問題点は、「大学生になると劣化する」ことだと考えるようになりました。多くの大卒者が経験したと思うのですが、「高校(浪人)時代がピークだった」と言えてしまう人があまりにも多いのです。

諸外国にはそのような国はほとんどありませんし、
留学生が日本の大学生を見て信じられないくらい勉強をしないことに
呆れているという話はよく知られています。

今の時代、大学生以上になってから能力のピークを迎えていかないと、
大卒資格だけでやっていけないことは十分認識されていることと思います。

大人の教育において最も重要なのは「大学や大学院に入って何をするか」です。
確実な成果をあげることを目標に定めること。
この点が子どもと大人の教育の違いだと言えます。

大学受験までの教育では、「大学でどんな成果をあげるか」という準備がなされません。
その結果として、生徒は進学した先ですべて自己責任になります。
「大学生になると劣化する」と言われる所以(ゆえん)はここにもあると思います。

そこで、大人への教育のポイントを提示します
■「大学院など、次の場で具体的にどんな成果をあげたいかを確定し、その準備をする」
■「情報収集能力を身につけ、収集した情報を使えるようになる」
■「語学学習は入試を目的とするというよりも、情報収集を目的とすることを徹底する」
■「大人として発言に責任を持たせる。不用意かつ無責任な発言をすると、どのような問題が起きるかを知ってもらう」
■「問題の設定と解決という言葉の意味を実感し、自分でも実際に行ってもらう」
■「自分が学び得たことを次世代にどう伝えるかを考えてもらう」
■「不安などの感情に支配されないように、感情処理の訓練をする」
■「正しいことを行い、間違っ8たことをしない。あるいは発言しない」

子どもは間違ったことをしても許されますが、大人は許されません。その差は大きいのです。しかし今、自分を「大人」と呼べる人が少ないことに強い危機感を持っています。

大学院・大学編入受験のプロ 井上博文 [マイベストプロ京都]

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