子どもの「親」を育てる

勝木幹二

子どもが自主的に勉強するかどうかは親で決まる

子どもに生きる力を与える教育のプロ 勝木幹二 [ プロフィール ]

子どもたちにとっての刺激は「こんな人になりたい」と憧れることができる
「本気で生き抜いている大人」の姿を見せてあげることです。

つまり、将来たどり着きたいと切望する到達点としての
「夢」を「実在する大人の本気の仕事ぶり」に感じさせることで、
子どもたちの目的意識に火をつけてあげることが大切です。

その目的を叶えるために遭遇するすべてのことが必要不可欠な「道具」であることに気づけば、勉強も試験もすべてが「道具」だとわかって自主的に取り組むでしょう。

たとえば、初めて自転車に乗れるようになった日の感動は、
誰にとっても忘れがたいうれしい記憶のひとつだと思います。

子どもたちは何度も転倒して手足をすりむいたりして痛い思いをしても、
その先にきっと訪れるであろう、自分が自転車に乗って自由に走り回っている日への
「期待」があるからこそ、必死になって練習を続けます。

つまり、「自分に対する期待とそれを叶えたときに味わう喜び』を感じたいから、
子どもに限らず大人になっても人は死ぬまで成長し続けようとするのです。
このことを子どもたちの勉強に落としこんでみます。

小学生に限らず、高校生や大学生になっても、自分が何のために勉強をしているのかがわからずに勉強をしている子供たちがも多いかもしれません。

しかし、将来叶えたい「夢」を持っている子どもは、誰から教えられなくても勉強や試験を「自分の夢を叶えるために必要な道具」と位置づけることができます。

「パイロットになりたい」と思った子どもが管制塔と英語で交信する必要があることを知れば、英語は学問ではなくて、コミュニケーションに必要な「道具」であることに気づきます。

「夢」が「自分に対する期待とそれを叶えたときに味わう喜び」を運んでくれることを子どもたちに理解させる一番の方法は、「本気で頑張る大人」の姿を見せてあげることなのです。

子どもに生きる力を与える教育のプロ 勝木幹二 [マイベストプロ神戸]

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