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三村和弘

豊富な経験と外壁診断士資格を持つ外壁屋根塗装の専門家

三村和弘(みむらかずひろ) / 建築塗装業

三村塗装

コラム

下請け工事のヒミツ教えます。

2024年2月11日

コラムカテゴリ:住宅・建物

「下請け工事にクレーム多し」と言われているカラクリ教えます。


工事をする方法として自社の職人が直接工事をする方法と、他社(下請け塗装店)の職人を使って工事をする方法の2種類があります。

特に品質に影響を与えるのは他社の職人を使っての下請け工事です。

理由は主に、下請け塗装店は営業力、知名度、信用力がないため直接一般のお客様からの依頼はほとんどありません。あっても知り合いや身内親族からの依頼があるくらいです。

ですから経営を続けていくためには、下請けとして所属し続ける他ありません。

さらに、悲しいことに下請けというのは仕事を元請けから継続してもらえる代わりに工事代金を安くたたかれます。
それだけでも苦しいのに、業者乱立や価格競争の影響を受けさらに安くたたかれほとんど利益にならないどころか赤字になる場合もあります。でも続けていかないと生活ができませんからやるしかありません。
1棟でも多く次から次へと数をこなさなければ儲けがでないのです。

質より量

突貫工事


ということです。

「職人のこだわりで丁寧にいい仕事するぞ!」と悠長なことは言ってられません。
職人も人間ですから、早く終わらせるにも限界があります。
そこで

手抜き工事

が発生するのです。

3回塗りを1回、2回塗りで済ませてしまう。
打ち替えなければならない目地のコーキングを打ち替えずに古いコーキングの上から増し打ちしてしまう。
塗料をケチるために規定以上の希釈をして塗料を節約する。
など、手抜きの方法は様々。

こうなるとせっかく高額で耐久性の高い塗料を塗っても

意味と価値

が無くなるのです。

※一概に100%の下請け体制が悪いとは言えません。私だって下積みは下請けからでした。ですので信念を持って工事を請け負う塗装店もいます。ただ言えることは信念と覚悟を持ってブレない塗装店、職人は下請けに留まることはしません。直接受注を頂けるように必死で誰よりも努力して、勉強して、謙虚に学びます。そのような職人が下請けを脱却して、頭一つ抜けていくのです。

あなたならどちらを選びますか?

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