引地凡乃プロのご紹介
犬と向き合い気持ちを理解するお手伝いを。犬と人のより良いコミュニケーションを広めるために尽力(3/3)
問題行動の根本にある犬の気持ちに目を向け、犬と向き合う人を増やしていきたい
「しっかりしつけないと」と頑張りすぎることが、犬の混乱につながる可能性もあると、引地さんは指摘します。
「常に厳しく接していると、犬が受け止めきれず、反動が出ることも少なくありません。飼い主の指示に応え褒められた経験は、犬の自信や喜びにつながりますので、厳しすぎず、甘やかしすぎず、ちょうど良いバランスを探っていきたいですね」
引地さんのスクールではあえてリードをつけず、逃げ道や選択肢を用意した上で、指導に臨むとか。
「犬が自分で選んで行動することが大切です。手綱を引くように無理に従わせようとすると、リードそのものがストレスになり、かえってお散歩中の問題行動が増える場合もあります」
犬は、気分転換の手段や、外に出るタイミングを自分で決めることはできません。犬を飼うことは、犬を拘束する側面もあると心得ることで、日々の向き合い方が違ったものになると言います。
「一方的に押さえ込むのではなく、なぜそんな行動を取るのかに目を向けて考える。そんな、より良いコミュニケーションをかなえるコミュニティーを広げていきたいですね。目指しているのは、人は犬の気持ちに寄り添い、犬も飼い主の言葉に耳を傾け、期待に応えようとする関係です」
今後は、犬の成長過程や、年齢に合ったトレーニング方法を伝える教材の販売も検討しているそう。「犬を理解するために、一緒に学びませんか?困っていることがあれば、お気軽にお問い合わせください」と呼び掛けます。
(取材年月:2023年3月)
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