角野裕美プロのご紹介
小論文指導のポイントは「自分を見つめること」「自分をみがくこと」(3/3)
これまでに培った自己表現術を伝授します
角野さんは、関西大学商学部を卒業後、大手日用品メーカーや医療機器会社に営業職として勤めた後。1990年に大阪・鶴見緑地で開かれた「国際花と緑の博覧会(花博)」の財団法人協会コンパニオンを経験しました。
「国内外のお客さまのアテンドなどを通じて、自分の気持ち表現することの大切さを実感しました」という角野さんは、結婚、育児の合間にもモデル事務所に所属してCMの主婦モデルや企業のイベントに出演。一方で、茶華道や着付けのお稽古事、調理師免許取得と自己研さんにも努める中で、2000年頃から通信教育会社や出版社の作文添削講師を在宅で始めました。
「実際に自己表現をする仕事をしていたので、自分自身をプレゼンテーションすることの大切さを体験的に伝えられます」
実体験に基づいて文章指導をする角野さんの考え方を、教育現場で直接指導してほしいという要望が高まり、2004年に実際に高校に出向いて講演・指導を始め、2006年には「Office Catalyst」として個人で開業しました。
「カタリストというのは、『触媒』という意味です。自分自身はそのままで化学反応を促進する触媒を、小論文の指導者の役割に重ね合わせました。また、受講生の皆さんに<自らを語る人=かたる+ist>になってほしいという願いを込めた掛け言葉なのです」
(取材年月:2013年3月)
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