マイベストプロ大分
安永好宏

装着型サイボーグHAL®でさまざまな身体機能の改善を促すプロ

安永好宏(やすながよしひろ) / ロボケアセンター代表

大分ロボケアセンター株式会社

安永好宏プロのご紹介

装着型サイボーグHAL®で、障がいのある方や高齢者、アスリートなど幅広い層の身体機能改善を支援(2/3)

安永好宏 やすながよしひろ

もっと多くの人たちにHAL®で得られる喜びを知ってほしい

 安永さんは米国公認会計士の資格を生かし、その道で活躍していました。その安永さんがHAL®に興味を持ったのは、テレビ番組で見た「装着型サイボーグHAL®」だったそう。

 当時、福島で働いていた安永さんは、地方の高齢化を気にかけており「高齢者もテクノロジーを使って仕事をしていかないと、日本の経済は行き詰まってしまう」と考えていました。そこで、HAL®の研究・開発、製造販売を行う筑波大学発のベンチャー企業「サイバーダイン」に経営支援や上場支援を行う経営管理部長として入社、HAL®と関わることになります。

 仕事をしていく中で営業の現場にも立ち会い、病院や介護施設でHAL®を利用した人たちが自立していく姿を目の当たりにします。「利用者の方々の変化を目の前にして、自分もしっかり勉強をしなければならないという気持ちになりました」と安永さん。利用者をもっと理解するためにと、ホームヘルパー2級(現・介護職員初任者研修)、福祉用具専門相談員、住環境福祉コーディネーターの資格を取得。その後も、放送大学大学院修士課程を修了し、現在は筑波大学大学院の人間総合科学研究科・疾患制御医学専攻でHAL®を用いた研究を行っています。HAL®を使うことで得られる喜びをもっと多くの人に知ってもらいたい、HAL®の可性能を最大限に引き出して活用してほしいと、研究や普及に努める日々です。

 今まで自分の意志で体を動かすのが難しかった方が、HAL®を装着することでモチベーションが高まり、自発的に「もっとやってみたい」と言ってくれるのはとてもうれしいと安永さん。

 「体が動かないことで心まで落ち込み、仕事ができなくなる方も少なくありませんが、ロボケアセンターのプログラムがきっかけで職場復帰する様子を見ると、その支援ができてよかったと実感しますね」

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