写真をツールに内面に向き合い、自分らしく輝けるようにサポート（2/3）

人×写真が好きから始まったプロの道。一眼レフの入門講座も準備中

　子どもの頃から写真にひかれ、小学6年生の時にお小遣いでフィルムカメラを買った石井さん。目に留まったものにレンズを向ける日々。しかし、あくまでも趣味であり、保育士や接客業の仕事に就きました。

　「けれどもある日、遊びで友達をモデル風に撮ったところ、とても気に入ってもらえたんです。人も好きで、撮影中はテンションが上がりますし、何より喜んでもらえたことがうれしくて。これこそ私の幸せだと実感しました」

　2016年から人物撮影に取り組むようになり、口コミなどで個人事業主やファミリーから依頼が舞い込み、2018年に独立。かけがえのない瞬間を捉えることにますます魅了され、ブランディングフォトグラファーとして有名な森藤ヒサシ氏に師事し、さらに腕を磨いていきます。

　「独学で始めた私の写真をヒサシ先生が認めてくれ、自信につながりました。先生の透明感のある撮影技術はもちろん、『写真には、光と影の両方が必要だ。そして人生も同じ』という考え方にも大いに共感しています」

　そんな学んだ知識と技術、また自身の経験を生かし、「写真を上手に撮りたいカメラ初心者向け」と「写真を副業や仕事にしたい人」を対象者に、一眼レフ入門講座を本格的に始める予定です。

　「せっかく一眼レフを買っても、いい写真は撮れません。カメラの機能や特徴、撮影のコツが分かってこそ。初心者には分かりやすくお教えして、その魅力を広めたいですね。新潟で仕事仲間が増えたらいいなと思っています」

＜次ページへ続く＞

【次ページ】自分を表現できるオンラインサロンや、個別で話を聞く個人セッションも実施

次のページへ