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松本恭介プロのご紹介
依頼者の気持ちに寄り添い、故人の思いを届けることがやりがい(2/3)
一つ一つ丁寧に仕分け、思い出の品が遺族の記憶をよみがえらせることも
松本さんは古物などのオークションを通して、会場に出入りしていた際に亡くなった人の家財を扱う現職について知りました。
「初めは興味本位でしたが、遺品整理士協会で学ぶうちに、ご遺族に故人の思いを届けることにやりがいを見いだしました」
遺品整理は、法規制に沿って物を処分するだけではありません。土地や家の権利書、受け継がれてきたアクセサリーなど、重要品や形見を探すこともあり、一つ一つ丁寧に仕分けます。
「可燃と不燃に分ける以外に、貴重品、書類、写真、現金など6〜7種類に分別します。確認を要するものはお客さまに報告して、判断を仰ぎます」
事前に「残したい物は特にない」と言っていたケースでも、記憶がよみがえる品には目を潤ませて「手元に置いておきたい」と申し出ることもあるそうです。
「ぬいぐるみを抱いた写真が出てきて、そのぬいぐるみも見つけたことがあります。お客さまにお伝えしたところ『懐かしい』と幼少期の思い出を語り始めたんです。『探してくれてありがとう』と言ってくださり、私も温かい気持ちになりました」
故人のプライベート空間では、職業や趣味、生きざまに触れることもあります。
「仕事に関する資料が残っていたり、この方は映画が好きだったんだな、旅行によく行かれていたんだな、とか。生前のご様子に思いを巡らせながら作業をしています。限られた時間の中ですが、できるだけその方が生きてきた証しを感じ取ることを大切にしています」
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