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服部響プロのご紹介
音楽に協奏と感動をもたらす浄書とアレンジという仕事(3/3)
多種多彩なアレンジに対応できる「引き出し」を増やす
服部さんにくる浄書やアレンジ、作曲の依頼は、オーケストラからピアノ伴奏曲、ミュージカルや朗読劇、アニメソングや個人依頼曲まで幅広く、それらを毎日3曲ほど手掛けるそうですが、この仕事は「自分に厳しくないとできない世界」と言います。
「以前、宮崎市で行われた音楽劇用にフルオーケストラで12曲ほど浄書した事があり、それらを約3カ月という、とても速いペースで仕上げました。浄書というのはとても専門的な世界でもあるため、依頼される方の認識が低く、スピードはもちろん大衆的ではない譜面を依頼される事も多々あり、時には利益度外視といった作業もあります。しかし、それらの要望に応えるためには多種多彩な引き出しを持ち、音楽家としてのこだわりを持って臨まなくてはいけない。五感に訴える意味でも自分のなかにいくつも引き出しを作ってそこを埋めていく作業を随時やっていますが、それら全部アレンジに生かせますからね」と服部さん。
スマートフォンで見られる無料の電子楽譜アプリ『フェアリー』を開発するなど、多彩な活動をする服部さんですが、以前、個人の方から依頼された作曲の仕事のときには「心の動きなどを翻訳しているような、言葉にならないものを音楽で表現している感覚でした」と言い、演劇で使われる音楽では、表情にともなう「行間の音」を大事にするなど、わずか一瞬の音にさえこだわりを見せるその姿勢は、まさに音楽家。服部さんの生み出す曲や楽譜には、作者や演奏者の想いが存分に反映されているものだと感じられるのです。
(取材年月:2020年1月)
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