ピンクはNG！色黒女性の撮影には濃い色の振袖で顔色を明るく見せる

　
　そろそろ成人式の振袖選びに迷われる時期だと思いますが、

私がこれまでコマーシャルの分野で和装洋装問わず長年に渡り撮影してきた経験と
実際に何百人と一般の方の振袖撮影をしてきた経験からお話ししたいと思います。
　特に写真撮影をお考えの方にとって如何に写真映えするかに焦点をあて説明しますので、
一生に一度の振袖選びをミスしない為にもご参考にして頂ければ幸いです。

　皆様、大抵の悩みは「自分の肌色に似合う振袖はどんなもの？」ということでしょう。
素材や柄、もちろん好みも大きな要因ですが、
なにより大切なのは着る人に合う「色」では
ないでしょうか。

同じアジア系の人でも肌の色は様々です。

ここでは自分の肌色にコンプレックスを感じていらっしゃる方には言い難いですが、
ズバリ色黒な人に似合う振袖についてお話しします。

こういったお話はとにかく是が非でも売りたいキモノ販売店や
一点でも借りてもらいたい
キモノレンタル屋さんは絶対にしないお話だと思います。

　さて、本題に入りますが色黒の女性に対して、
まず間違いなくキモノ屋さんから言われるのは、
「お嬢さんの顔写りが良くなるので明るめの振袖が良いですよ」とのアドバイスでしょう。
しかし、これは大きな間違いで明るめの着物を着ることで、
より肌の色の黒さが
強調されてしまい最悪です。
特に撮影を前提とした場合、人間の目は暗いところと明るいところを
バランスよく見ることが出来ますが、カメラは明るい部分はより明るく暗い部分は

より暗く強調されて写る性質があります。

そういったことから見た目ではそんなに感じなかったのに
結果、色黒の女性が明るいピンク系の振袖を着て撮影した場合など
振袖のピンク色を
綺麗に写そうと思うと顔は見た目よりどんどん黒く写ってしまい
今度はその顔を明るく写そうと思うと逆に振袖のピンク色は白っぽくなり
せっかく綺麗な
ピンク色の振袖も台無しになってしまします。



　上記のような理由から色黒の人は濃い色の振袖を選ぶのが無難です。

赤系でも青系でも構いません。
それらの着物も帯や帯揚げの色など小物によって
様々な色のイメージに変化していきます。
実際にこれら濃い色の振袖を着て撮影すると少し明るめに撮影することにより
顔色も見た目よりずっと明るくなりとてもバランスの取れた写真に仕上がります。
そして、少し暗かったかなと思っていた振袖の色も鮮やかになり現物以上に好印象です。
この辺りは一般の人には本当に難しい判断でキモノ屋さんでも理解してる人は
少ないかも知れません。
振袖ギャラリー



　もし、色黒のお嬢さんに顔写りを少しでも良くするためにという親心で

不親切なキモノ屋さんに明るい色の着物を薦められて、
ついつい買ってしまったという方、
または色黒だけれど、どうしても明るい色の振袖を
着てみたいという方、
そんな方々は迷わず弊社スタジオへ来て下さい。

そういった難題を解決するのが、卓越したテクニックを身につけた
ヘアメイク＆着付アーティストと
常に顔色や商品の色を綺麗に写すことを要求される
コマーシャルフォトグラファーの
腕の見せどころです。
きっとご満足いただける写真をお撮りします。


　最後に決してブランド品や高級な着物を選ぶ必要はないです。

その人に似合う色の着物を上手に選ぶことこそが本当に大切なことです。

現在、期間限定で「私に似合う振袖相談」受付中！
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その他、弊社が撮影した振袖の写真はこちら http://its-furisode.jimdo.com
　そして、次回はポッチャリ系女子に細く見える為の振袖選びのコツをお話します。