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工藤彰一プロのご紹介
自分らしく暮らしを楽しむ1台をかなえるため、車いすをオーダーメード(3/3)
「車いすってかっこいい」から、福祉の捉え方をポジティブな方向へ
工藤さんには、創業時に掲げた夢があります。一つ目は「車いすとそのユーザー、福祉に対する捉え方をポジティブに変えたい」ということです。
「生活の中で車いすを使うのは病気やケガの時で、ネガティブな印象がつきまといます。でも僕の知るユーザーさんは、やっていることも考えていることも、いわゆる健常者と何も変わらない。人と人が交流し、関係性を築く上で障がいの有無は関係ありません」
車いすそのものも、造形的、技術的に可能性が大きく、かっこいい・かわいいタイプを世に出すことで、イメージアップを図りたいと言います。
二つ目は「自分が採寸して作った車いすが世界で戦う姿を見たい・見せたい」。顧客の中には、2024年にパリで開催されるパラリンピックを目指し、トレーニングに励むパラ陸上選手がいます。
「上位入賞など結果を出すのはご本人の頑張りですが、車いすがないと競技は成立しません。作り手ができることは限られているものの、アスリートとしてパフォーマンスを発揮できるよう、こちらも全力で臨むしかないという心境です。選手と一緒に私も成長していきたい」と意気込みを見せます。
そして三つ目が「常に新しいものを探究すること」だとか。
「昨今、さまざまな分野が目覚ましい発展を遂げているように、車いすも日々進化しています。これからも、お客さまが自分らしく充実した毎日を送れるよう、技能を磨き、知見を深めることで私自身も進歩したいですね」と語る工藤さんの歩みは止まりません。
(取材年月:2023年6月)
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