お客様の不都合を解消し、しあわせになっていただくためのリフォーム工事（2/3）

リフォームはしあわせになっていただくためのお手伝い

介護のリフォームでは、高齢のお年寄りや身障者の方など、介護を受ける人が安心して住めるような工夫だけでなく、介護を行う人にとってサポートになるようなリフォームを行います。「ただ工事を行うだけでなく、その家庭の背景にあるものもしっかり感じとらないといけない」と高橋社長は話します。
「介護を行う人の負担は実はとても大きいものです。特に寝たきりの高齢者や、重度身障者を介護するときには、ご家族には体力的にも精神的にも大変な面があります。そんな介助者の手助けをするのが介護のリフォームです。最初は介護される方が階段の手すりを使っていても、だんだんに握力がなくなったり、足腰が弱くなって、介護する方がその手すりを使うようになります。その手すりは二人の命を預かる重要な役割を果たすことになるのです。だからその時よければいいというものではなく、各ご家庭の背景にある事情、生活の動線を知り、先のことも考えたものを提供できるよう心がけています」。

　経験と確かな技術、柔軟な発想が必要とされるリフォーム工事。それを仕事として請け負う職人としての高橋社長の考えをお聞きしました。「適格な施工術は必要不可欠ですが、その建物や住んでいる方々、そしてなによりそのライフスタイルを考える時、工事する側のマニュアルは存在しません。住宅の設備工事は重要なライフラインであり、リフォーム工事は色々な不都合を解消し、しあわせになっていただくためのお手伝いであると私たちは考えています」。多少の利益は度外視にしてお客様に還元する。そんな気持ちを込めた仕事の原点には、そんな社長の思いがあるようです。

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