重本りか子プロのご紹介
親と子に「わかる・できる・信じる」を伝えたい ベビーサインで紡ぐ深い絆(3/3)
ベビーサインを通じて赤ちゃんをひとりの人間として認めれば、育児はもっと楽しくなる
重本さんの元では、全6回の講座を開催。回を重ねるごとに赤ちゃんは表情が豊かになったり、相手をよく見つめるようになったり、多くの変化が現れるそうです。
「毎日顔を合わせている親御さんは意外と気が付かないもの。だから『前回よりママの顔を見るようになりましたね』『身ぶりが増えましたよ』と小まめに伝えています」
併せて、積極的に褒めることも心掛けているとか。「わが子の成長を感じられると親御さんは自信がついて、もっと愛着が湧く。親子の絆が深まる瞬間に立ち会えることが一番の喜びなんです」
重本さんは、ベビーサインを学ぶことは赤ちゃんでなく、むしろ親の方に良い効果をもたらすのではないかと分析します。
「親御さんは、他の子や育児書の平均と自分の子を比較し『遅い』『早い』と不安になりがちです。だけど、ベビーサインを使って対話できるようになると、赤ちゃんには意思があり、確固たる人格があることがわかります。それまでは過干渉気味だったのに『違う人間だから、みんなと違って当たり前だよね。そう思えるようになった』と話す親御さんもいます。親が子どもの個性を尊重できると、子どもは自分を認めてくれる親を心の支えにする。信頼は循環するんです」
わが子の違いを恐れず認めることで「完璧な育児」への執着を手放す。情報にあふれた時代だからこそ、「シンプルに目の前の子どもに焦点を合わせる『ベビーサイン』の意義を知ってもらいたいですね」とメッセージを送ります。
(取材年月:2022年8月)
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