動物の種類・大きさ問わず使える24時間対応のペット可レンタカー（2/3）

SNSにはペット関連情報が充実。飼い主目線のサービスでリピーター多数

　「弊社スタッフの共通点は、動物と車が好きなこと」と微笑む阿部さん。3匹の看板犬のうち、エイトくんは阿部さんの愛犬、ナナちゃんはスタッフの愛犬、そして2匹の間に2年前に生まれたのがカエデちゃんです。

　「スタッフとお互いのペットを連れて出かける計画を立てようにも、当時の自家用車は複数の犬を乗せるには車内空間が狭かったんです。レンタカーを探しても、ペットをクレートやケージに入れることが必須になっているなど、希望に合うサービスが見つかりませんでした。もし同じ悩みを持つ方がいるのなら力になりたいと、2020年の夏にペット可レンタカーを始めました」

　SNSで情報を発信すると、札幌市内はもとより、旅行客や帰省客などさまざまな人から問い合わせがくるように。ペット関連施設などで行われるイベントでも車両を展示し、口コミで顧客が増えていきました。
　「こんなサービスを探していた」と予約時に言われることも多いそうで、スタートから3年余りが過ぎた今では、道内外を問わずリピーターが約半数を占めます。

　「お客さまには本当に感謝ですね。車を大事に使ってくださる方が多く、加えておすすめのペット関連グッズを教えてくださったり、帰省の際にお土産をくださったり。お金をいただく以上、誠実にサービスを行うのは当然ですが、その上で、ペットを愛する飼い主同士として暖かく接して下さる方も多いと感じます。道内のペット関連施設やペットと行けるスポットなどの情報を求めておられる方も多いので、情報収集とSNSでの発信には力を入れています」

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