廣田篤プロのご紹介
住み慣れたわが家から旅立てるよう、故人や遺族に寄り添った自宅葬を提案(2/3)
故人や遺族の思いをくみ取った葬儀プランで送り出す仕事は天職
1978年に広島の熊野町で生まれた廣田さん。小・中学生の頃は勉強が得意で、父の影響で地元球団を、その他にもサッカーなど興味のあることに次々にのめり込むタイプでした。
それでも将来やりたいことは定まらないまま時が過ぎて広島経済大学へ。「東京の大学に行きたかったけど、ずっと広島におってよかった。地域への思いが育まれたから」と話します。
就職氷河期といわれた世代で、職が決まらぬままアルバイトをしながら実家暮らしをしていたある日、母から「あんたにもできるけ、やってみんさい」と促され、葬儀業者に入りました。
「実際には大変で母に文句を言ったことも(笑)。でも今では天職と思っているので母に感謝しています」
当時、業界は年配者が多く、20 代前半は珍しかったそう。「入社時、最も年が近い人で10歳上でした。個人の裁量に委ねられる部分も多く、個性を発揮しやすくて私には合っていました」
例えば、故人がプロ野球を好きだった場合、担当者によってさまざまなプランが生まれます。「野球場をイメージした祭壇を作る人や、霊柩車が球場周辺を通るようにする人、出棺時に球団の応援歌を流す人とか。担当者次第でお葬式はすごく変わるんです」
廣田さんはこれら三つを提案し、実行。遺族に驚きと感動を与え、お礼の言葉をもらいました。
「現職を通じて、何をしたら相手が喜んでくれるかを考えるのが好きだと気づきました。『ありがとう』と言われると、自分が人の役に立ったと実感できてうれしいですね」
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