父親ゆずりの塗人魂を胸に、地域から信頼される塗装職人のプロ集団（3/3）

地域貢献でイメージアップ、未来につながる塗装の仕事

　リペイン工房のスタッフは営業・施工監理・施工の3部門に分かれており、月平均15件ほどの現場を請け負っております。元請としての建築業者からの依頼もあり、同業他社とのネットワークがあるのも強みの一つ。まじめで誠実な仕事ぶりには定評があります。
　しかし、近年訪問販売などによる悪徳塗装業者の被害が跡を絶たず、業界全体のイメージダウンにもつながりかねないことを竜二さんは危惧しており、お客様からも地域社会からもより信頼される仕事ができるよう、心がけています。

　また、会社の取り組みとして、数年前に全国の塗装会社の社長や親方などが加盟している「塗魂（とうこん）ペインターズ」に加入しました。「塗魂（とうこん）ペインターズとは塗装業界を盛り上げたいと思う同志が集まるボランティア団体。多くの塗装業者は3Kといわれる厳しい条件下でも、地域の家や暮らしを守るために地道に努力しています」と竜二さん。
　北は北海道から南は九州まで八つの方面に分かれ、それぞれのエリアで小学校や幼稚園、公園、道の駅などの塗装ボランティアを行っています。
　塗装の仕事の真価が問われるのは、実は塗装してから数十年後。その時になって、本当に良い仕事してくれたんだなと思ってもらえる企業になりたいと、竜二さんは信頼できるスタッフたちと共に未来への夢を共有しながら仕事に励んでいます。
　
（取材年月：2017年1月）

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⇒親子2代43年に渡り地域に密着して塗装を生業としてきた信頼