独自メディアで培ったSEOとコンテンツマーケティングで、ビジネスに確かな成果を（2/3）

〝企業のメディア責任者〟としてコンバージョン向上や社内体制づくりに伴走

　江波戸さんが目指すゴールは、単にWEBサイトの訪問数や検索順位を向上することではなく、コンバージョンに結びつけることです。ある企業では、約3カ月で問い合わせ数を増やし、売り上げ前年比2倍以上を達成しました。
　「コンテンツ数は充実していましたが、コンバージョンアップのため、メディアで何を実現したいのかという方向性を同じくするところから始めました。コンテンツマーケティングは、確実に売り上げにつなげることが使命です。数字として結果がよくなることはもちろん、クライアントから『コンサルの効果があるのか半信半疑だったが、今はすべての部署に入れたいほど』との言葉をいただいたときはうれしかったですね」

　コンサルティングから信頼を積み上げ、クライアントのメディア運営を丸ごと代行することも多いそう。これまで、人材系や金融系、エステサロン、ゲームアプリと手掛けた業種は多岐にわたります。

　大事にしているのは、〝企業のメディア責任者〟の立ち位置で、チームの一員となって取り組むことです。最終的には、企業が自社で運営できるレベルまで体制を整えるのが理想だとか。
　「社外のコンサルにずっと頼るよりも、社内にノウハウを蓄積できれば、先々のコストを抑えて安定的に運営できます。これまで、3カ月のコンサル期間で、基本的な知識をレクチャーし、自社での運営体制を構築した実績もあります。その後は、チャットで質問を受けたり、月1回ミーティングに参加したり、スポットでのお手伝いも可能です」

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